「あっ、弥生おかえり!愛斗は帰ってきてるのに弥生帰ってこないから心配しちゃった。」
ドアを開けた瞬間葉月が笑顔で迎えてくれた。
心配かけちゃってたのか…
「ごめんね、ちょっと長月ちゃん達と話してたら遅くなったの。」
「そんな顔しないで?大丈夫、私達が勝手に心配してただけだから。そんなことより、早く部屋にいこ!今皆でちょっとしたパーティーやってるのよ。」
え…?
今日は特になんの記念日とかでもなかったような…
疑問を抱えて部屋へ行くとスイーツが沢山並んでいた。
「あっ!弥生ちゃんおかえり!お菓子食べよ!」
ドアを開けたところで固まっていると、皐月に手を引かれた。
「音川さん驚いてる。実は、僕の家から今日大量にスイーツが届いて…。」
