奇跡を起こした12の月光



「私は、会計です。」



まぁ、こんな感じでいいわよね?



本当は会計睦月先輩になるはずなんだけど…



何故か私になったのよね〜…



「最後は俺だな。俺は書記になりました。」



愛斗は、書記…



うーん…どうしてこういう役割になったのかしら?



あとから長月ちゃんにきいてみよ。



「終わったな。あとは個人的にやることを前やっていた人に適当に聞いておいて。それじゃあ、学園祭頑張ろうな!解散」



新さん適当ね…



まぁ、いいか。



会計は…確か長月ちゃんだったわよね?



あっ、じゃあさっきの疑問も一緒に聞いてしまおうかしら…?



思ったら即行動!…よね



そう思い、私は長月ちゃんを呼び止めた。



「長月ちゃん」



「どうした〜?って、会計のことよね?」



「うん、あとひとつ聞きたいことがあって…」



長月ちゃんは私の言葉に少しはてなマークを浮かべたものの、すぐに笑顔になってなんでも聞きなとお姉さんな感じになった。



「こっち」



そう言われ、長月ちゃんのあとを着いて行き、仮眠室と書いてある部屋に入った。



「まずは、会計の役割を説明するわね!」



そう言って、長月ちゃんは丁寧に私に教えてくれた。