奇跡を起こした12の月光




基本めんどくさいことはやりたくない…



「ねぇ、私にやって欲しい役員は何?」



「弥生には会計をやって欲しいのよ。生徒会長と副会長2人、書記1人は今の2ーSの子に頼んだんだけど、あと2人足りなくて…」



確かに、2年生は4人だから必然的に2人余る。



でも、私に頼んであと一人は誰に頼む気なのかしら?



「ねぇ、ひとつ聞いてもいい?」



「えぇ、いいわよ。」



「私が会計やるとしても書記が1人余るけど…それは誰に頼むつもりなの?」



「それはもちろん!」



長月ちゃんの笑顔を見れば誰か分かってしまった。



でも、彼がやるのかしら?



あっ、でも学園だと優しい王子様キャラだっけ?



なら、やる確率の方が高いのね…



「はぁ……わかった。やるよ。」



多分断ったところで何も効果はない



丸め込まれるわ。



「で?愛斗には言わなくてもいいの?このこと。」



「弥生が了承してくれたら言おうと思っていたのよ。弥生ならやってくれると思ってたわよ。」



長月ちゃんはフフッと笑った。



やっぱり長月ちゃんにはかなわないや…。