ここまで意見が揃うとは…
ある意味すごいわね。
「じゃあ、それぞれ配役はまた明日決めよっか。」
「では、解散で!」
長月ちゃんの声でみんながぞろぞろと集まっていた部屋から出ていった。
私もみんなと出ていこうとすると、長月ちゃんに呼び止められた。
私が愛斗達に先行っといてと一言いうと、頷いてそのまま帰って行った。
「どうしたの?2人とも。」
私はみんながしっかりと部屋から出ていったのを確認してから2人に声をかけた。
「それが…えと……。実は、頼みたいことがあるの。」
頼みたいこと…?
長月ちゃんの頼みなら何でも聞くけど、改まってどうしたのかしら?
「弥生って、生徒会なんかに興味ある?」
生徒会?
それって、毎年3ーSが学園祭シーズンになると1.2年に声掛けてやるやつよね…?
生徒会長1人、副会長2人、書記2人、会計1人の合計6人が毎回3年生の推薦によって選ばれる。
しかも、絶対にSクラスの子から…
もしかして、私にそれをやれと…?
「興味はないけど…もしかして、私のこと誘ってる?確か2人って会長と、会計だったわよね?」
そう、2人は去年の3年生の先輩達から推薦され、生徒会役員になったのだ。
「弥生にどうしてもやって欲しいの!!お願い!」
そう言って手を顔の前で合わせて懇願する長月ちゃん。
そんなに必死にお願いされても…
