奇跡を起こした12の月光




「ちょっ、早く学園戻らなきゃ!私のことはいいから…。その分愛斗がやってきてよ。」



本当に何やっているのかしら。



愛斗がいないと学園祭変なのになっちゃいそう…



「俺はなんでもいいって言ってきた。」



愛斗らしいわ…‪



でも、本当に変なのになってしまったら嫌だ…。



まぁ、上の学年の人の意見の方が優先されるはされるけど…



でもまぁ、愛斗がそこまで言うなら……



諦めるか…



「弥生、なんか欲しいもんとかあるか?何でも持ってくるけど…。」



「いや、いいわ。ごめん、私少し寝るね
……疲れちゃった。」



話していたからか、少し怠くなってきた。



愛斗はそっか…。と言って私の部屋をそっと出ていった。



少し寂しそうだったけど、気のせいよね…?



それより、早く体調を治さないと…



そう思い、私は再び深い眠りへと落ちていった。