そこで私の意識は浮上した。
「……ゆ、め…?」
なんか気持ち悪い…。
私は全身汗びっしょりだった。
パジャマも髪も汗で肌にへばりついている。
はぁ……お風呂入ろう。
シャワーを浴びながら私はさっきまで見ていた夢を思い出していた。
あれはただの夢じゃない。
きっといつか起こる私の未来。
だってすごく鮮明な夢だったもの。
こういう時に夢で未来を見る力があるのは、少し厄介だわ。
見たくもないものまで見てしまう。
今日は学校休もうかしら…。
学園で何かあっても直ぐに行けば問題はないし…
あ…そろそろ学園祭の時期ね…。
今日はそれ決めるのかしら?
だったら尚更行かなくてもいい。
なんか体も少しだるいし…
そういえば夢見の力は弱ってる時ほど出てしまいやすいんだっけ…?
なんかそんなような事聞いた覚えがあるわ。
あぁ、ダメだ。
そろそろ本格的に身体がやばい…。
ここはお風呂だし、早く出て早くベッドに入ろう。
まだ幸いなことに朝も早く、朝食の時間までだいぶある。
それまでに寝てれば治ると思うし…
そう思い、私は倒れ込むようにベッドへ横になり、すぐに意識を手放した。
