~弥生side~
私は只今すごく困っています…。
夜ご飯を食べ終わってすぐ、私は葉月と皐月に囲まれた。
「さぁ弥生?あなたには聞きたいことが沢山あるのよ」
「「なんで愛斗と帰ってきたの?!」」
わぉ…ピッタリ声が揃ったわね…
「ちょっとパーティーに行っていただけよ。」
「ふーん…」
葉月は探るような目をしていた。
疑われてる……
うぅ…なんて言ったらいいのよ〜
「ほんとに?じゃあどうして愛斗も行ったの?それに一緒に帰ってくるって…」
「愛斗は私のボディーガードよ。桜をつけていくのも考えたけど、お父様が愛斗を連れてけって言うから…」
これはほんとだ。
私はパーティーには桜を人にして私のメイドとして連れていこうと考えていた。
そうしたら、
(愛斗くんを連れ行きてなさい。)
と言われたのだ。
ほんとにお父様は心配性なんだから…
でも、思った以上に愛斗が信頼されていることに驚いたわ。
