2人からそう言われたらほんとにそうなんだって思える。
「弥生が俺たちといることで明るくなってくれてるなら嬉しいな。」
言葉にすると少し気恥ずかしくて、俺はそっぽを向いた。
『…フフッ。そうね。これからも弥生のことよろしくね。』
「あぁ、もちろん。」
『心強いわ。』
それから桜と少し話をしていた。
すると、、
「………んっ…。」
『弥生?!起きたの?』
「弥生、大丈夫か?」
「えぇ、少し寝てだいぶ良くなったわ。」
ホッ…
良かった。
目が覚めなくてほんとに心配した。
「桜と愛斗はずっと見ていてくれたの?」
『そうよ。水無月くん、心配していたわ。』
「ごめんね、愛斗、桜。あと、ありがとう」
弥生は眉を下げながらも感謝の気持ちを伝えながら微笑んだ。
「愛斗…?」
気づいたら弥生を抱きしめていた。
目が覚めて、また名前を呼んでくれたのと、弥生のさっきの笑顔が可愛くて…
