奇跡を起こした12の月光





「…は?どういうことだよ…なんで、僕の水龍が、、あんな魔法なんかに…」



「簡単なことよ、それは私の方があなたよりも強いから。」



「たとえそうだとしても、ありえない…だって……」



受け止めなよ、現実を…



まぁ、魔力の大きさが2倍未満だった場合、私がやったことはできない。



そう、2倍未満だった場合は…



でも、私は彼より何倍も魔力が強い。



そして、精度も高い。



そんな魔法にあんなへなちょこ魔法が効くわけないじゃない



「桜、もういいわ。」



『はーい!スリープ』



すると、彼は目の前でバタッと倒れた。



「愁雨、いるわよね?」



「はい、ここに。」



「拘束に連行、後片付けよろしくね。」



「かしこまりました。」



そう言って愁雨は稲嶺を連れてどこかへ消えた。



「『解』」



愛斗と愛は、今までかけていた魔法を解いた。



────ワァッーー!



周りが急にうるさくなった。



あ〜、さっきの見てたからか…



「やっぱり弥生様はお強いわ〜!」



「それに愛斗様も…あんなに大きなシールドを張れるなんて!?」



「「「「弥生様〜!!」」」」



「「「「愛斗様〜!!」」」」



うるさい…



「アハハ…人気者だわね、2人とも。」



ほら、若干長月ちゃんたち引いてるよ〜…泣



「愛斗、行こ!それでは、また。」



私達は彼女達の前で一礼してから、愛斗の手を引いて会場を後にした。