「長月!こっちに」
「えぇ…」
私は少し動いて新の後ろへ行こうとした…
「そうはさせないよ」
「え?何…!?」
私は急に誰かに後ろから腕を引っ張られた。
「長月さんが悪いんだよ?僕なんかより、彼を選んだんだから…でも、僕は優しいから、長月さんを迎えに来てあげたの…。ほら、早く行こう?あんなやつ放っておいて…」
は…?
頭狂ってる…
弥生は?
弥生達はどこにいるの?
多分今の新じゃどうしようもできない…
一触即発…
新が動いたら彼が何かしらの魔法で打たれちゃう…!
でも、彼も卯月家…
お願い…新、弥生!!
次の刹那、稲嶺が倒れた…
…え?
私は新の方を見た。
彼も何が起きたのかわかんなかったみたいだ。
「…どういう、こと?」
「フゥ〜、間に合って良かったわね、愛斗。」
「あぁ、そうだな。でも、弥生余裕だったじゃん。」
「え〜?そうかしら?案外そうでもなかったのよ?フフッ」
弥生、水無月くん…?
2人が…助けてくれたの?
「弥生、水無月くん…ありがとう…。」
