私が小さい頃からよく遊んでいた。
だから私には姉的存在なんだ。
「長月ちゃんがどうかしたの?」
「あぁ、実はストーカー被害にあっているらしいんだ。学校行ったら靴箱に手紙が毎日のように入っているらしい。それに、帰りもあとをつけられているらしいんだ。最近は車で送り迎えしてもらってるらしいんだが…」
そんな…?!
でも、彼女には婚約者いるわよね…?
No.1貴族卯月家の卯月 新(ウヅキ アラタ)さん。
長月ちゃんと同じ高校3年生で、すごくフレンドリーな男の人。
長月ちゃんがたまに連れてきていたから少しあったことがある。
新さんはどうしたのだろう?
守って貰えないのかしら?
「新さんは?」
「彼は学校でずっと一緒にいて、守ってるらしい。さすがに一日中は忙しいらしいから無理らしいが。」
そっか〜…
確かに彼も卯月家の次期当主になるんだわよね…。
いくら大切な彼女でも無理なものは無理だ。
あれ?
でも、何を私に頼みたいのかしら?
今までの話は全て頼み事に繋がるものでは無い。
「今までのお話はよく分かりました。ですがお父様、私に頼みたいこととは一体…」
