──コンコン
「私です。入ってもよろしいですか?」
「あぁ、入れ。」
「失礼します。」
あの後私はお父様とお母様の部屋へと行った。
なんの用事があるのかはさっぱりわからないけれど…
「来たな、弥生。ちょっと今から少し頼みたいことがある。今回のパーティーでの事だ。」
なんだろう…。
お父様が私に頼みたいことなんて…
「今回の夜蘭家のパーティだが、ココ最近少し妙なことが起こっているらしく、いつもより少し多く、警備を頼んであるみたいだ。」
妙なこと?
それって一体…
警備を今まで以上に強くするほど大変なことなんだろう。
「お父様、妙なこととは一体…?」
「あぁ、それだが、お前もよく知っている人だけど、夜蘭家にたった1人の娘さんがいるだろう?」
…?!
夜蘭家の娘って言ったら…長月ちゃんじゃない?!
長月ちゃん…もとい夜蘭 長月(ヤラン ナツキ)
明るい性格で元気な高校3年生。
NO.3貴族夜蘭家の一人娘だ。
