~弥生side~ はぁ… どっと疲れが… 試合に、質問攻めに、水無月くんからの… うぅ… あーもう! 忘れなきゃ! みんなに私のことを話した日からおかしい…。 特に水無月くん。 私の婚約者候補って知ってからだ。 その一言だけであんなにも変わるの? 不思議なものねー はぁ… もう寝よ… 今日は疲れたし、何より眠たい… 今まで布団の上にいたけど、潜り込んだ。 すると、自然と睡魔が襲ってくる。 私はそのまま目を閉じて意識を手放した。