「で?2人はなんで抱き合ってたのかな〜?」
「もしかしてもうそんな関係に?!」
「…はぁ?!そんなわけないわよ!!」
「そう言う割には弥生顔赤いけどな」
もう!
水無月くんまで入ってこないでよ!!
寮へと戻ってきた私達はすぐに質問タイム(尋問タイム)が始まった。
ほんとに大変。
ありもしないことがポンポンと次から次へと出てくるんだもの。
いちいち否定するのも大変だわ。
それに、葉月と皐月の2人からならまだしも、水無月くんを含め男子3人も何故か興味津々。
水無月くんは当事者だって言うのに…!
どうなってるのよ!
「とにかく!私は水無月くんと何にもないし、あの時も特に何も無かったわよ!」
正直めんどくさい。
だから、強制終了させた。
それに疲れたから早く寝たいのに…。
もう夕方になっている。
結構水無月くんと戦ったのね…
それに、まあまあの時間尋問にあってたのね…
よく、聞きたいことがありふれてくるよ。
すぐになくなりそうなものなんだけど…。
そうならないのが葉月達なんだけどね…
「じゃあ、私もう寝るわ。まだ時間早いけど、疲れた。」
「まだ夕方なのに?!それに聞きたいことも…!」
もう勘弁して〜…!!
私は逃げるようにしてその場を去って行った。
今日の夜は水無月くん当番だし、寝ても問題ないわよね?
そう思い、私は部屋へと戻って行った。
