「はいはい、そこまでよ。それは終わってからとか、帰ってから言いなさい。2人とも頑張れ!皐月、そこの2人も行くよ。」
葉月の言葉でそれぞれが移動した。
はぁ、こんな中で戦うとか…
不安でしかないわ。
気を引き締めてしっかりしなくちゃ。
私たちは舞台となる巨大シールドの中に入っていった。
とても頑丈になっているわね。
これなら追加しなくても大丈夫そうかしら。
「さぁ、始まりました!1年生ツートップの魔法対決!どんな素晴らしいものを見せてくれるのでしょうか!!それでは皆さん準備はいいですか?!」
「「「わぁーーーーー!!!!!」」」
司会者の言葉に観客席の人達が大きな声で反応する。
よくのどかれないわね。
それに、どこからあんなに大きな声出してるのかしら。
私には到底無理だわ。
「お二人方は準備はいかがですか?!」
「まぁ、いいわ。」
「あぁ、俺も。」
私達は戦闘態勢になった。
「それでは行きましょう!!1年生ツートップの魔法対決!Lady Go!!」
その言葉を合図に私たちの対決は始まった。
