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「おーい、みんな席につけ〜。これよりホームルームを始める。そうだな…星川、号令をかけてくれ。」
星川さんに先生が声をかけた。
すると彼女は、素直に起立と号令をかけた。
こういうの慣れてるのかしら。
彼女なら有り得そうね。
「昨日言ったこと覚えてるな?今日は、ペア決めを行い、寮移動をする。お前ら好きな奴と組めー」
うわぁ、適当。
はぁ、私はペア組むのとか嫌いなのよ。
まぁ、
席に座ってればいいか。
正直誰でもいい。
桜に頼もうかしら。
『いいわよ。選んであげても。』
桜?!いつの間に?選んでくれるなら、任せようかな。
「桜、よろしく。」
『わかってるわ。』
それにしても、どうやって探すのだろう。
2組はもう揃っている。
ってことは…
はぁ、これからの事考えると気が重いわ。
「音川さん?」
やっぱりね…
『ほら、選んできてあげたよ。弥生に合う人』
いやいや、残ってたから連れてきただけでしょ。
確かに、魔力はこのクラスで私の次に強いひとだけど…。
何となく嫌いなのよね〜この人。
