※・※
「桜〜…あれ言っても良かったのかしら…?」
『何、今になって不安になってきた?』
「うん」
あの後、合宿で疲れてるのもあってか、すぐに解散してそれぞれの部屋へと戻った。
今は桜とさっきのことを振り返り中。
『弥生はみんなのこと信じてる?』
「うん」
『なら、何も不安になることないじゃない…!信じてるならその気持ちを大切にするだけよ。』
それもそうね…。
それより!
私さっき口止めしてない…!
どうしましょう…
誰にも言ったりしないわよね…?
誰にも言ってはいけないことが暗黙の了解になってればいいけど…。
『あの子たちなら大丈夫よ。それに、私の信頼を置いているペット達がパートナーだからね!』
そういえば桜はペットの中で1番上に立つのよね…?
そんな桜が言うのだから安心ね。
少し不安が和らいだわ。
「ありがとう、桜。大好き!」
私は桜をぎゅっと抱きしめた。
