水無月くんにしては珍しい彼は今この中で1番下にいる。
いつもは1番上なのに…。
相当動揺しているのね…
少し面白いわ。
「『…クスッ』」
あっ…
桜も同じこと考えてなのね…。
さすが…
『彼はいつになったら本調子に戻るのかしらね…w』
桜の言う通りね…
「確かに、私達も最初は信じがたかったけど、でも考えてみれば直ぐにわかったわ。だって弥生強いもの。魔力だってダントツ出し…」
「そうそう!愛斗くんは何をそんなに難しく考えてるの?」
葉月達はわかってくれたみたい…!
1番しっかりしていなくてはいけない水無月くんがこれだとな〜
「ほんとに、春花弥生なんだ…」
やっと理解してくれたか〜
長いのよ!
警戒心は強くていい事だけどさ
この時私は気づかなかったんだ
水無月くんが含み笑いで笑っていたことに…。
そしてこのあとまさかあんなことになるなんて…
