奇跡を起こした12の月光



──



「はぁ、疲れた。明日ペア決めてその人と行動するとか…絶対に嫌だわ。それに、その人と一緒に住んで、私のこと知られてしまっては絶対にだめよ!誰にも知られては行けないのだから。」



私はベッドの上に寝転がって、悶々と考えていた。



相手にバレない方法は無いのか。



あ〜!ダメだ。



ずっと考えていても眠くなる。



私は考えるのをやめて、睡魔に襲われるようにして、眠りについた。