私は周りに人がいないことを確認した。
いたら大変なことになるからだ。
「これは…下級族魔物ね…。それも数が沢山いるわ。」
下級族魔物は、1匹1匹は弱いけど、たくさんでかかってくるからすごく体力を削られる。
だから一気にやらないと、こっちの身が持たないわ。
『そうよ。いい?弥生、油断は禁物よ。』
「わかってるわよ。」
私は意識を集中させた。
さぁ、どこからでもかかってきなさいよ。
すると、すぐ近くに気配がした。
見ると、そこにはうじゃうじゃと黒いカラスのような見た目をしていた。
鳥型…めんどくさいものが来たわね。
「フライ」
そう唱えると、私は空に飛んでいた。
鳥型の魔物は飛ぶので、こっちも飛んだ方がやりやすい。
私が飛ぶと、一気に魔物が飛びついてきた。
「フラワーボール」
私は試しに、花びらで球を作り出し、魔物たちの方へと投げた。
すると、効果は覿面みたいだ。
ざっと今ので100はいなくなったわね…。
けど、周りにはまだ600近くの魔物がいる。
どんだけいるのよ。
