「弥生行くよ〜!」
葉月に呼ばれ彼女の方へ行くと、みんな集まっていた。
「それじゃあ昨日の海行くわよ!みんな手繋いで!」
私は葉月と皐月の間に立って2人と手を繋いだ。
「テレポート」
何故か水無月くんの掛け声だった。
そこは葉月じゃないのね。
ほんとに変わった人達。
そんなことを思っているとあっという間に海に着いた。
「集合場所どこかしら?着いたらわかるって氷谷先生言ってたよね?」
そうね。
なにか目印でもあるのかしら?
「あっ!あっち!1箇所だけ魔力がすごい感じる場所があるよ!」
そういいその場所を指さした如月くん。
「ほんとだ!これは…なんの魔法だ?」
「あれは、シールドだわ。これから散策に行くならシールドは必須だから集合場所はあそこね。」
微かだけどシールド特有の風を感じるわ。
「弥生ちゃんすごい!私にはわかんなかった…!」
