「おーい、準備はできたか?」
みんながそれぞれ準備し終わり、リビングに集合したところで運良く氷谷先生がきた。
「もちろん!!」
「私も!!」
葉月と皐月すごいやる気ね…。
「俺も完璧だぜ!!」
「僕も!」
……こっちもなのね…。
私は隣を見ると、いつもと変わらない水無月くんと目が合った。
「…?音川さんどうかした?」
「いや、なんでもないわ。」
「そう?」
水無月くんはまだ不思議そうな顔をしていたが私は無視した。
今日ほとんど1日水無月くんと一緒なんて…。
はぁ、気が重い…。
「よし、じゃあお前らが昨日遊んだであろう海集合だ。場所は着いたらわかる。俺は先行ってるな〜!」
……何しに来たの…?
いや、集合場所伝えに来ただけ?
信じられないわ。
それに昨日遊んだであろう海って…。
