「なんか、暴走族のイメージ変わりました。笑」
「まぁ、俺らは売られた喧嘩以外受けないし。元々わちゃわちゃしたいっていう軽い理由で結成したやつだし笑まぁ、怜央さんの人柄のおかげでこんなに人数も集まったけど」
「そうなんですね。」
確かに人数は2、30人はいる。
怜央さんのおかげでこれだけ集まったって事は怜央さんっていう人はとても優しい人なんだろうな。
「遅れてすまない」
「「「「「「「「うっす!」」」」」」」」
「ひっ!」
びっくりした…
急に倉庫にいた人全員が声をあげた。
「お前が美咲か」
「は、はい」
この人が怜央さんか。
ほんとにすごく優しそうな人だな。この人についてきてこれだけの人が集まったんだ。
「陸!」
「はい!」
「お前から紹介してやれ」
しょ、紹介っ!?
「こいつは篠原美咲、俺の彼女だ
こいつを傷つけたやつは、、、殺す」
こんなの聞いてない…恥ずかしい…
周りから指笛や歓迎の声が聞こえてくる。
冷やかしにも聞こえるけど…
私、歓迎されてるんだ…。。。
そう思うと涙が勝手にこぼれてきた。
「あ、陸が泣かした。」
「うるせぇ拓真!」
「ごめん…こんなっ…私っ、歓迎されるの初めてで…すごく…嬉しくて…」
そこに総長さんがやってきて
「陸のことよろしくな」
「はい!」
私に初めての彼氏
そして、友達も出来そうです!

