「え?」 「雅哉さん・・・、ここどこですか?」 「君・・・梢ちゃん?」 雅哉は声を裏返して訊いた。 「はい・・」 梢は戸惑っていた。ここはどこだろう? 雅哉は驚いた。 こんなこと、今までに一度もなかったのに・・・。 真戸華の力が―――――弱まってる?