「コップから毒物が検出されなかったんです。姉が洗い流したのでしょう。 でも、扉にピッキングされた跡がありました。第三者による犯行で間違いありません。」 きっぱりと断言したジュリアにシャルルは尋ねる。 「犯人は...わかったの?」 しかし、その問いはジュリアにとって愚問だった。