それからジュリアは調べた。女王様(犯人)について。 ―その人は貴族のボス。ヘレンが預けられた時から3代目のリーダー的存在。太く短い眉。見下したような笑い方。中央で分けられた前髪。カールした後ろ髪。 名前は...カトリーヌ。“カトリーヌ・ケラー”。 カトリーヌ(標的)のことを知る度にジュリアの憎悪は膨れ上がる。 “コイツが!この女が!姉を殺したのか...!見ててね。姉さん。コイツに必ず...”