「姉さん!姉さん!待ってて!助けを...」 「いいの。」 ジュリアの言葉を遮り、ヘレンは続ける。 「ごめんね。貴女を1人にして...。」 ジュリアは姉をそっと引き寄せた。ジュリアの頬に手を当ててヘレンは話す。 「姉さん...しゃべらないで。死なないから。姉さんは...っ!」 「ジュリア。私はもうすぐ...死ぬ。このことをシスターとシャルルに伝えたら、ここを出なさい。」 ジュリアは泣いた。目から大粒の涙をこぼして。