翌朝...ジュリアは姉の壮絶な叫び声で目を覚ました。
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~...」
「ジ...ジュリアの髪が...私のせいで...」
「姉さんのせいじゃない。髪なんてすぐのびるでしょう?どうでもいいよ。姉さんが無事で良かった。」
ジュリアはそういうと優しく姉を抱きしめた。
「でも...」
「貴族の娘(アイツ)が切り間違えるくらい、顔が似ているのに、どうして姉さんばかり嫌がらせされるかわかる?」
「知らない...。」
「姉さんはオーラが違うのよ。責任感があって、カリスマ性があるの。頑張ってる姉さんを私は一番近くで見てきた。自慢の姉さんだから、盾になれて私、うれしいんだ。とっても」
ジュリアがそういうと、ヘレンはぎゅっときつくジュリアを抱きしめ、涙を流した。
「ありがとう。ジュリア。優しい妹をもって、私は幸せ。」

