「いやぁっ!!!」





春は急なことに受け身をとれずに派手に転んでいる。




「いやいやいやいや!!」






怖い怖い怖い怖い怖いっ。






あの気持ち悪い感触。




気持ち悪い声。




気持ち悪い目線。






「う、あぁっ…」





怖くて震えて、その場に座りこんでしまう。






睦『大丈夫。俺だよ。睦葉。あの男じゃないから。』



ギュッと後ろから抱き締めてくれた睦葉くんに安心したのかそのまま眠りについた。