星は瞬き君に微笑む

自然と低くなる声に鳥肌がたつ。













「そ、外には出てないの!でも、宅配の人が来たの…」










それで、それで、和ねぇは…











「その宅配の人が和ねぇ捕まえたのっ…」











何も出来なかった自分が悔しくて口唇を噛む。









勇『智春、口唇噛まないの。』









いつの間にか前にいた勇知くん。









「何も出来なかった自分が悔しくてっ…」









留『何かしてるよ、春っちは。』









え…?









海『お前だけでも逃げてここに来たんだろ?』









千『私たちに教えてくれた。』









遊『それは、智和のためなのだろう?』









「もちろんっ!」










あ…











勇『それって、智和の役にたててるじゃん。』










睦『智和は俺が絶対助けるから。』