こんな私のそばに居てくれてありがとう。

(あかり) [ねぇー優くん?そろそろ私帰る。]
だって遅いとママが、心配するじゃん。

(優) [えぇー。もっと遊ぼうよ。] 

(あかり) [ごめんね。また今度遊ぼう?]
ママ大丈夫かな?結構時間が、いつもより遅いよね。 

(優) [うん。 じゃあこの石持ってってね]
傷痕とかだいぶ目立つよ。どう説明しよう。こんな噛み跡とか見たら虐められてるって勘違いされてしまう。  

(あかり) [わかった。じゃあね]家は、隣のためすぐついてしまう。なので凄い早さで言い訳を考えた。

(あかり) [ただいまぁ~。ママ。]私の家では学校から帰ってきたら玄関で、ママの前で着ている物を脱いで綺麗な部屋着を着るというルール?決まりがある。

(ママ) [ちょっと玄関で待ってぇー。] 

(あかり) [はぁーい。] まだ頭の中では言い訳を考えてる。 

(ママ) [お待たせ。 あかり、今日いつもより遅くない?どっかよってたの?]この言い方は多分見られてたんだ。優くんの家に入る姿を。

(あかり) [あぁ~私ね今日腕が,かゆくてさ石でボリボリ擦ってたら優くんが心配してくれてね、優の家にかゆみにきく塗り薬があるからって家に寄ってっ塗ってもらったの。それで遅くなったんだぁ―。]自然に嘘が、口から出てくる。

(ママ) [それで石を持ってるのぉ~?きったねぇ―。外に捨てて来いよ。]信じた。よかったぁ~。

(あかり) [わかったよ。この石、掻きやすかったのに。] 私は外に出て、芝生の上に置いてきた。
 
(あかり) [置いてきたよ―。]

(ママ] (じゃあ全部脱いでこれに着替えて。]
腕がヒリヒリして上手く着替えられない。

(ママ) [早くしてよ。なにやってんの。、、、また赤くなってるじゃん。本当やめてよね。首も赤いし。これじゃあ私が虐待してると思われるじゃない💥]

(あかり) [確かに。アハハ]いろんなパターンが、考えられる。薫、私のことを考えてくれてるかな?わからない女の方が余計考えて妄想するよね。 私は何も言ってないのに勝手な想像でそうだと思いこんじゃう。素敵。
いろんな物語が、作れるわね。アハハ
もし虐待されてるの?って聞かれたら意味ありげな雰囲気をだしながら否定すれば、はずれたのか?となる。いったいいくつのキャラが出来るのか。まるでいろんな人生体験してるみたい。一人の人間が、こんなにも物語を出来るってすごくない?演じるって素敵。
薫との物語が、終わったら次はどんな性格でどんな主人公を演じよっかなぁー。