ツンデレ王子の落とし方

下駄箱の前で待ち伏せすること10分。




クールな彼がやってきた。





「そこ、俺の下駄箱なんだけど。」





「好きです!付き合ってください!!」





「無理、まずお前誰。」





「あ、えっと2年6組和泉彩です!」





「お前が和泉彩?さっき職員室で噂になってたぞ、学年最下位の問題児って」





「え!?」






「あと、邪魔だから早くどいてくんない?
靴履き変えれないんだけど。」




「え、あぁ、ごめんなさい」




「最後に言っとくけど、俺、バカが嫌いなんだよね。じゃ、もう二度と会わないと思うけど。」





終始固まりっぱなしだった。




え、え、え???




こんな振られ方ある??





私の告白は1分で撃沈した。







ヒソヒソと現場を見て話している生徒達。





私は、ただ立ち尽くしているばかりで。





時が止まったみたいで。






あかりと、未来が来てくれてないと






泣いていたと思う。