隣のアイツ

「特徴は」


「えっと…金髪に近い茶髪で、ピアス結構開いてた。あとは、身長は圭太より少し低いくらい」


「わかった」


今のでわかったんだ…まぁでもあんなチャラそうなのなかなかいないから、分かりやすいっちゃ分かりやすいのかな。


「ほんっとむかつく…」


そう言うと圭太は私のことを強く抱きしめた。


「ごめっ…なさい、私がちゃんと逃げれてたら、待たせずにすんだのに…」


「そんな事どーでもいいんだよ。何キスマとかつけられてんの」


キスマ…?
え、私あれキスマ付けられてたの…?!