隣のアイツ

「お前そんな顔他のやつの前ですんなよ」


「し、しないし、これは圭太が可愛いとか言うからなってるんじゃん!!」


バカぁーと言いながら赤い顔を隠すように俺の胸に顔をうずくめる。


赤面してるのが恥ずかしくて隠れようとしてるんだけど、俺からしたら密着されてるわけで、ヤバい。


そんな可愛いことされたら本当に理性崩れるからやめて欲しい。


「ほら、夜ご飯の準備するんだろ。行こうぜ」


「う、うん」


この体制やめるのは名残惜しいけど、それよりも自分の理性が心配だったからひとまず離れることにした。