隣のアイツ

あはは〜とその場をなんとかテンションで乗り切る。


一つの浮き輪に2人で腕を掛けて使ってるもんだから、距離が…近い。


「そっ、そろそろ浜辺のほう戻りますか!結構なところまで来たし!」


「そうだね」


少し足をバタバタさせながら、戻っていく。


なんか…やたらと見られてた気がしたんだけど気のせい…よね?


うん、そう。気のせい。
そう思っておこう。