隣のアイツ

…私が、瞬先輩好きだからっていって配慮したな…?


…なんて出来た親友なの。
沙奈、あんた、好き。


「それじゃ、折角なんで私たちは沖行ってみますか!」


「よっしゃー!浮き輪は念の為1個持っていこ」


歩きながらふりかえって、沙奈に、グッと親指を立ててみせる。


こんなやり取りしてるから多分もう立川には、私が瞬先輩好きだってバレてると思う。


まぁそんなことはどうでもいいのよ。