隣のアイツ

やばい…抱きしめたい。


「へ…へんじゃないかな…?どう、圭太?」


ブラウンの水着は少し大人っぽくないか?って思ったりもしたけど、案外そうでも無い。


めちゃくちゃ似合ってる。


「…かわいい」


「ほ、ほんと!よかったぁ…へへ」


ふにゃ、と目尻を下ろして笑う顔も本気でやばい。


案の定、周りの視線独り占めしてるし。


むかつく、こんな姿俺以外見なくていいんだよ。


ぜってぇー今日は男一人も近づけさせねぇからな…。