「いや・・・何もしないけどさ」

・・・?どういうこと?

「羽音の隣で寝るだけでいいから。」

「え?」

「なんか・・・さみしい。」

そう言ってうつむいた圭は子猫みたいでほうって置けなかった。

「いいよ。もう寝る?」

「うん。オレは寝るけど羽音は?」

「うん。じゃぁあたしも。」

「じゃあ・・。」

「布団に入っていいよ」

「ありがとう。」

あたしたちは一緒に布団に入った。

シングルベットだから狭いかも。でも・・・あたしの頭の下には圭の腕枕があるから今日はぐっすり寝れそうだな・・・。

「あ・・・・」

圭、もう寝てる・・。奇麗な寝顔・・。

あたしも明日学校だし。寝よっと。