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「奈緒、ごめん!」
帰る準備をしようとしたら亜美菜がやってきて、突然謝られる。
亜美菜、なんかしたっけ...?
「ど、どうしたの?」
「なんか、健(けん)が部活いきなり休みになったらしくて...。
さっき一緒に帰ろうって連絡来てさ...」
健君は亜美菜の野球部の彼氏で、爽やかというより硬派な感じ。
うちの高校の野球部は、ほぼ毎日部活があるから一緒に帰れるときは少ない。
健君が来れない日は私が一緒に(と言ってもほぼ毎日)帰ることになってる。
「しょうがないなぁ。
今日は健君にゆずってあげる」
「奈緒ぉ...」
「ほらほら、行きなよ!健君まってるんでしょ!」
「うん、ありがとね!ばいばい!」
そう言ってから急いで教室から飛び出して行った。
健君と一緒にいる時の亜美菜は本当に可愛らしい。そんな彼女に健君もまんざらでもなさそう。
そんな2人を想像すると思わず、顔がにやけてしまう。
1人、机の前でニヤニヤしてる私は周りから見たらただの変態に見えてしまうだろう。
