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その日は、委員会の話し合いのため帰りが遅くなっていた。
おまけに外はもう暗くなっていて。
だからか、家へ向かう足は自然と早くなっていた。
いつもだったらこんな道は通らない。
はやく家に帰りたい一心で、怪しい店が立ち並ぶ繁華街の通りを帰ったんだ。
キラキラ輝くネオンの光。
千鳥足の酔っ払い。
右肩にかけたカバンを両手でギュッと握る。
「あっはは、もうショウ君たら
調子いいんだから〜」
一際目立つ高い声に驚いて、声がした方を見る。
長い茶色の髪を揺らしながら隣の男の人に腕を絡めて歩く、ギャル風の女の人。
女の人に腕をとられてる男の人を見て足が止まる。
まさか、.....水城君?
な、なんでこんなところに....?
