なっぱ



***


その日は、委員会の話し合いのため帰りが遅くなっていた。
おまけに外はもう暗くなっていて。



だからか、家へ向かう足は自然と早くなっていた。


いつもだったらこんな道は通らない。
はやく家に帰りたい一心で、怪しい店が立ち並ぶ繁華街の通りを帰ったんだ。


キラキラ輝くネオンの光。
千鳥足の酔っ払い。



右肩にかけたカバンを両手でギュッと握る。



「あっはは、もうショウ君たら
調子いいんだから〜」


一際目立つ高い声に驚いて、声がした方を見る。



長い茶色の髪を揺らしながら隣の男の人に腕を絡めて歩く、ギャル風の女の人。

女の人に腕をとられてる男の人を見て足が止まる。





まさか、.....水城君?
な、なんでこんなところに....?