あれ?私、どんな顔で玲於にあえばいいの?
私と玲於が両思い?
え、えぇぇぇぇ!
夢?これは夢?
どどど、どうしよう!!
嘘かな?そうよ、きっと冗談ね。
でも、玲於は嘘じゃないって…

「なんで百面相なんかやってんだよ笑」
「玲於!!!」
「な、なんだよ」
「あの、あのね。もう言ったんだけど私も玲於のこと好き…ん!」

好きだよと言いかけたとき私の口は柔らかいものにふさがれた。それが玲於の唇だと気づくのに
数秒もかからなかった。軽く触れるだけのキス。
私きっと今、顔が真っ赤だよ…///
そして、そっと離れていった。

「あはは、莉央の顔真っ赤だ」
「照れるに決まってるでしょ!玲於がキ、キスなんかするから!」
「だってしたかったんだから、しょうがない。」
「な、何言ってるの!?」
「好きだよ、莉央。遅くなってごめんね。後、俺の事好きでいてくれてありがとう。」
「私の方こそ…好きになってくれてありがとう。」
「ね、莉央?」
「ん?」
「もう絶対に悲しませないって約束する。
だから、俺と付き合ってよ。」