girl❗️girl❗️girl❗️


「もしかして私?」

「鈍感すぎるだろ…」

ため息をつかれると肩を掴まれて
大地の方を向かされる。

「あのさ、もう伝わってると思うけど…
俺は、お前、

福原美葉菜のことが好きです。

福原は桜沢のことが好きなの知ってるけど、諦めきれない。

俺と付き合ってください。」

大地の普段からは考えられない真剣な声。

私の唇に大地の顔が近づいてきて
一瞬だけ触れ合う。

漫画やドラマであんなに憧れていた

ファーストキスなのに

不思議と私は冷静だった。

「福原の唇って甘いのな。
なんかリップつけてる?」

大地が微笑みながら言う発言に、
遅ればせながら頬が熱を持ってくる。

「付けてない。今日試合だったし」

「ふーん。すげー可愛い。」

「あの…
一応ファーストキスなんだけど…」

「マジラッキーっ。てかこんなに可愛いのに
…よく狙わなかったな… 」

最後の方はよく聞き取れなかった。

「なんか言った?」

その時、顧問の先生が入ってきて
慌てて目線を外す。

簡易的に診てもらっていると、

やがて車の音がして
おばさんと桜沢くんが降りてきた。