「大丈夫か⁈」
大地は、いきなり私の両肩を
掴んで揺さぶってきた。
「大地、やめてよ。酔うって」
「あ、ごめん。つい…話は千晶から聞いた。大丈夫か?桜沢にいじめられてないか?」
「うん大丈夫。」
「そうか、よかった。」
力が抜けたように椅子に座り込む大地。
「辛いわけないじゃん。
憧れの桜沢君と
一緒に暮らせているんだから。」
「千晶うるさい。」
「事実でしょ。」
「このままいいじゃん。両思いになっちゃえば?」
千晶はめちゃめちゃ調子がいいww
私は忘れてないぞ。告白したその日に
「あんな顔と頭だけがいい人なんてやめな」って言ってたのに〜。
「もう1回告白したの?」
「うん、もう1回しようと思ったけどドアの前で断念した。」
それに3枚書いたら、
いつのまにか一枚消えたし。
「乙女か!」
「福原意外に純情?」
「え、福ちゃん、乙女!」
「うるさい💢
3人揃って私のことを乙女呼ばわりするな!」
「だって普通あれだけこっぴどく振られたらもういいやってなんない?」
「うん、ならない。」
「まあ、そういうところが
乙女だって言ってんの」
「え、千晶はそうなの?」
「私中学の時そうしてたもん。
ねぇ、そうだよね、大地。」
あ、そうだ。千晶と大地は幼馴染なんだ。
「こいつ10人連続で
振られた経験があるんだぜ。」
「もううるさい、っていうか美葉菜。
ファイトだよ!」
「このこと誰にも言わないでね。」
3人ともうなずいてくれた。
よかった。見られていたのが千晶で。
他の人に見られたらどうなっていたことか。
「あ、忘れてたけどあの駅
何人もの人が利用してるから
私の他にもを見てる人いるかもしれない。」
マジかー🤦🏻♀️。

