男性に優しくされたのは初めてだった。 だって学生時代の男子達は私をオタクと言って馬鹿にしてたから。 「有難う」 お礼を言うと、男性は目を泳がせた。 「別に。当然の事をした迄だ」 ひょっとして照れてる? 平静を装ってそう言ってる様に思えて、悪戯心が芽生えて、手を伸ばし男性の耳を髪を掻き分け露わにした。