オタクニートが聖女になりました


家には戻る気はしなかった。


暫く埋め立て地の道路の辺りをウロウロしていると、幼い男の子を連れた若い女性が私の方を伺う様に見ていた。
不思議に思っていると、幼い男の子が女性を見上げて言った。


「ママ、あの人のじゃない?」

見ると4、5才の男の子の手にはスマホが握られていた。あの年でスマホなんて持っている訳が無い。多分私の物だろう。


助かった!!