家に帰ってからも、進路のことで頭がいっぱいだった。
｢んー、、こーゆー時はこれしかないっ！
私の最終兵器、美奈を召喚！！｣
勢いよく起き上がってスマホを手に取る。
困ったら親友の美奈に相談だ！！
『トゥルルルルルルルルル、、、
トゥルルルルルルルルル、、、
あ、もしもし？玲乃？』
｢美奈あああああああああああああ！！｣
『あーあー！うるさいって！』
なーんて言いながら、私の悩みを美奈は真剣に聞いてくれた。
『玲乃、寂しいより不安なんでしょ。
上京して結糸に彼女とかできるのが』
｢そりゃそーだよ！結糸と離れるのも嫌だけど、そっちのがもっと嫌だ。｣
『じゃあ選択肢は1つでしょ？ついてくしかないじゃん。』
｢でも、、、｣
『なーに不安がってんのよ、結糸と2人なら大丈夫でしょ。』
