もう夕方になって、冷蔵庫を見るとハンバーグを作れそうだったので、材料を出して作り始める。
すると、拓真がキッチンのカウンターに肘をついて見ている。
何してんだろう...?と拓真を見ると、パチッと目が合う。
私は思わず、目をそらしてしまう。
「なんで見てるの?勉強とかしないの?」
「俺、勉強得意だから。」
え!?
頭良いなんて知らなかった...!
そんなの初めて聞いたよ...
あ、でも花菜から聞いてたりしてたかな。
「俺は、バカ七とは違うからな。」
もう...!
ほんっとにムカつく...。
というか、私がバカなのなんで知ってんの!
私は、無視して作り続ける。

