「俺は、別にいいけど。」
想像してた言葉とは違うものが返ってきて、驚いてしまう。
「てか、1人で生活できる自信ねーし。飯だって、お前の作ったの食べたいし。」
なんとなく、嬉しくなって顔が赤くなる。
こんなこと言われて、もう「行く」なんて言えない。
私は、自分の両手で顔を覆う。
そして、「じゃあ、ここにいる。」と答えた。
「そんな顔、赤くするな。」
拓真が、少し笑いながら私にデコピンをする。
「いったぁ...」
なんでデコピンされるの...
でも、あの笑顔にどうしてもドキドキしてしまう自分がいた。

