理由をちゃんと聞こうとすると、急に拓真が起き上がった。 「部活戻る。」 「え!だめ!」 私は、反射的に口に出していた。 だって、そんな体調悪い人がスポーツやったら死んじゃうもん...! 「は?」 拓真さん、「は?」とは何ですか? ほんとにバカ...! 自分が熱中症という自覚がないらしい。 あ、水飲まないとじゃん。 私は、今日買ったけど口をつけていない水を差し出す。 「はい、飲んで。」 「ん。」 やっぱり、水分不足だったようでゴクゴクと喉を鳴らして飲んでいる。