「あ!おい、待て!」 そう聞こえたので、立ち止まって振り向くと拓真も下りてきた。 そして、私の横に立つ。 「行くぞ。」 「あ、うん。」 私は、横に並んで歩くことに少し驚いたけど、なんか少し嬉しくなった。 兄感ゼロの塩対応の学校1のイケメン。 家族になる前よりは、印象は少しだけ良くなった。 まだ、1日目… 兄として、見ることができる日は来るのだろうか… そんなことを思いながら私は拓真の横を歩いた。